
こんにちは!「全国フットパスの集い2025 in ニセコ」開催が迫ってまいりました。今回は神仙沼を紹介します。紅葉の時期がとてもキレイですが、初夏の湿原の風景もお楽しみください。
【神仙沼・大沼フットパス】
「神仙沼・大沼コース」
大谷地〜神仙沼〜大沼〜神仙沼レストハウス 約4km

神仙沼湿原はお隣の共和町にある湖沼・湿地です。周りにはいくつの池塘が点在しており、神仙沼自然休養林は気軽に木道散策、湿原植物を観察できるのが特に魅力です!私たちは「リトル尾瀬」なんて大それた名前で呼んでいます!笑
神仙沼はJRニセコ駅から車で30分ほどの標高750mに位置する高層湿原です。
高山帯のチングルマやハイマツ。初夏〜夏にかけて湿原や水中に生えるショウジョウバカマ・ミツバオウレン・ゼンテイカ・ミツガシワ・トキソウ・ワタスゲ・コウホネなどが見られるようになります。10月上旬には湖面に映る紅葉がとてもキレイです。


コースの出発点「大谷地」何もない原っぱに見えますが、これも湿原で、北海道の一部のみでしか見られないフサスギナの群生地となっています。北海道ではいたるところで「谷地」と名がついた地名や植物を耳にします。「谷地」はアイヌ語由来の言葉で「湿地・泥地」を意味します。ヤチダモやヤチハンノキ、道東の寒い地域で見られる「ヤチボウズ」、札幌市営地下鉄の駅にも大谷地駅という駅名が存在し馴染みのある名前です。

フサスギナとそのツクシ

大谷地駐車場から山道を30分ほど歩くとひらけた湿原地帯が現れます。ここが神仙沼湿原!

ここからさらに木道と登山道を大沼に向けて30分ほど歩きます!

大沼に辿り着きました!

帰り道もバリアフリーの木道が続きますので1時間もかからずゴールの神仙沼レストハウスに到着です!展望台からは日本海を望むことができます!