こんにちは！エコモビリティ北海道（EMH）代表の小川です！この度、北海道ニセコ町のアクティビティ事業者としてデビューしました。どうぞよろしくお願いします。
私たちEMHは、夏にサイクリングツアーやレンタサイクル、冬にスノーシューやかんじきウォーキングなど、国内・海外問わず様々な方に北海道の魅力を体験いただける事業を行っております。
グリーンシーズンのサイクル事業で私たちが選んだのは、20インチのミニベロバイクです。
なぜロードバイクやマウンテンバイクといったスポーツバイクではないのか？特にニセコエリアは、スキーリゾートとして世界的に有名で、冬は海外から、夏は日本人観光客を中心にラフティングなどの聖地となります。実際、マウンテンバイクなどを扱ってる事業者も多く、ニセコクラシックといったロードレースも開かれるほど。アクティブなイメージからスポーティな場所をイメージすると思います。
そもそも私が、自転車を好きになったきっかけ・・・
フランスの老舗自動車メーカー、peugeotが1990年代後半～2000年代半ばまで出していた、コリブリやパシフィックといった20インチ以下のサイクルに出会ってから。いわゆる街乗り自転車ですね。当時年齢は20代前半、裏原ブーム終末期～ブームが去ったあとでした…。セレクトショップを回り好きなブランド服を探し回った結果、古着店巡りに行き着きます… nonnative SOPH GENERAL RESERCH GDC …etc
2000年頃にプジョー本体よりライセンス契約を受け、サイクルヨーロッパジャパン企画・生産委託・輸入・販売。しかし、プジョー本体が2004年末をもって自転車事業から撤退し、2005年～2010年にかけてプジョー・シトロエン・ジャポンの子会社が台湾のパシフィックサイクルズ社の企画・製造品を輸入して販売していたことになる。なので2007年の製品は台湾の会社による企画・製造品となる。2011年に再びサイクルヨーロッパジャパンが手がけており、bianchi （ビアンキ）などと同じく取り扱われている。
前置きは置いておいて、2005年頃のこと、古着店を徘徊していたところ、某リサイクルショップで21,000円（消費税5%込）で新古販売されていたこちらに出会い、デザインに一目ぼれ。。。この自転車で街乗りを楽しむことになりました！！ ※当時は税込表示でモノの値段も安く、今思えば暮らしやすかったですね。
仕事も忙しく中々街乗りもできない中、自転車だけはコンスタントに増えていきます…
その他にも、
peugeot Colibri-16 2002年 サイクルヨーロッパジャパン（プジョー）など…
街の中を颯爽と駆け抜ける軽快さ、時を経ても変わらぬファッション性に今も魅了され続け、変わらぬミニベロ愛を抱いています。
近年、【ポタリング】Puttering（putter×cycling）ー 目的を定めずぶらぶらゆっくり走る「サイクリング」の一つ。もちろん普通の街乗りサイクリングとなんら変わりませんが「頑張らない」「のんびり」「ぶらぶら」がキーワードー が少しづつ脚光を浴びるようになりました。NHKの番組や健康志向の影響などあるのでしょうか…。
地域、とりわけ観光地では滞在することで「経済的な利益を生み」、体験することで「地域事業者を元気にする」と言われ始めて久しいですが、いかに滞在・交流を促す事業やイベントを継続的に実施することがカギになると考えています。その地域でしか得られない景観・環境・体験を継続的に、しかも地方交通の利便を図る役割も担うことが地域にとって、客にとってとてもメリットになります。折りたたんだり、運んだりが容易なミニベロバイクでの【ポタリング】はまさにそれを実現できるツールと言えるでしょう。
今日、ニセコエリアには、多くの方々がスキー・スノーボードを楽しむために、来日、来道します。instagramやyoutubeに投稿され、さらに多くの人々に波及しています。ニセコエリア・ヒラフエリアにはオシャレなお店も活況中で、アクティビティとファッションは切り離せないようになってきました。
【ポタリング】は広大な北海道において滞在交流型観光を呼び込むツールとして注目を集めるでしょう。オシャレを取り入れ、街乗り気分で、景観を楽しみながら、写真を撮り、ゆったりと地域を楽しめる。そんなミニベロバイクの魅力を今後も追及していきます！
ロードバイクやマウンテンバイクでも同じくポタリングを楽しめます。実際私もロードバイクに乗り、各所で休憩しながら素敵な写真を撮り、ロングライドを楽しんでいます。ただ、私が魅了された素敵なミニベロバイクでの観光もぜひ体験していただきたく思っています。