2025年4月20日

2025【全国フットパスの集い in ニセコ】開催のお知らせ / Announcement of the 2025 National Footpath Conference in Niseko

歩くを楽しむウォーカーたちの祭典!2025年10月全国大会がニセコで開催されることになりました!

フットパスとは英国発祥の「歩行専用路」で正式名称は「パブリック・フットパス」。日本では文字通り「Foot」=歩く 「Path」=小径 と訳されます。

英国では「歩く権利法」という法律があり、通行権やアクセス権が確立されています。100年以上前から田園地帯、森林、市街地などに日本とは違った形のコースが広がっています。

日本では公園や遊歩道、河川敷の道などの「歩く・小径」が一般的ですが、英国では私有地や牧場にコースが設定されていることもあります。マップや道しるべ(コースサイン)も充実しており、パブやトイレ設備もコース内に数多くあり、歩く文化が根付いていると言えるでしょう。

日本ではどうでしょうか?

日本で初めて「フットパス」という言葉が使われたのは約50年前と言われています。その後、東京都町田市や北海道黒松内町などでフットパスコースの設定が行われ、九州では特に広がりをみせています。日本のフットパスは独自の発展を遂げ、市町村がお金をかけずに歩くコースを設定できることや地域の魅力を歩く速度で伝えることができることから「町おこし」の起爆剤、最近でいうところの着地型旅行の王道として定着しています。

歩くことは「健康」に寄与すること。これはよく知られていることですが、そのほかにどのような効果を生むでしょうか?

歩くコースがあるということは歩く人が訪れるまたは地域住民の憩いの場となる。歩くことは多くの人が困難なく「シンプル」に行える。歩くことはゆっくりとしたスピードで地域の魅力(自然・文化・歴史など)を発見できる「スロー」な体験。そして、歩くことによって販売店、飲食店、神社仏閣、農・漁・林体験、民泊・農泊、特産品の活用・活性といった観光振興や経済循環を生み出すことでしょう。すなわち滞在につながる「サスティナブル」な活動となりえる「モビリティ」なのではないでしょうか。

歩くことでニセコの魅力(特に景観・自然・歴史・食・農)を再発見してみてはいかがでしょうか?皆様のご来町を心よりお待ちいたしております。

詳しい内容は改めて掲載いたします。

地域の食を提供「味覚フットパス」
トレイルコースや湖沼めぐりなどの道もあります
平地、山地、湖沼、湿地などバラエティに富んだコースがあります

最新のイベント情報一覧